歯周病・インプラント・審美歯科専門歯科医院のインテリアプロジェクト。
診療ブースや手術室、治療プログラムを相談するカウンセリング室などプライバシーと空間の開放性という半ば相反することの両立が求められた。
廊下と各室とのガラスで区切り、そのガラス面に金属の粉末が含まれた塗料を不均一に吹付け、透明性と非透明性の両方を持ち合わす境界を創り出すこととした。
シルバーの霧状のガラスの質感は、室内の使われ方を想像しつつ濃淡をつけ、
また窓からの光や照明設備によって時刻によっても室内・室外光量の違いが生まれ、透過の具合が常に変化するように試みている。
歯科医院として固定的な空間の使われ方とはなるが、周囲に纏う金属の霧のような境界とそれが変化していくという様相によって、奥行きのある空間をつくりだしている。